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手摘みで収穫されるので、油脂分が損なわれず艶を生む
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繊維一本一本が細く繊細な、極上の糸ができあがります
ハイブリッドコットンとは、インド独自の手作業による栽培によって収穫される高級綿のこと。まず、それぞれ優れた特徴を持った雄木と雌木を別々の畑で栽培。交配の時期になると夕方、自家受粉しないように雌木のおしべを取り除き、翌朝夜明け前、綿の花が開花する直前に、雌木のめしべに雄木のおしべを手作業で塗っていきます。この異種交配により、子ども一代に限り両親の特性を備えた種子ができ、それが翌年栽培されてハイブリッドコットンの綿花となり、収穫されるのです。
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綿糸の艶と光沢を、美しく表現できる色調を探す
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何十種類ものテストカラーの中から色を決定
最大の手間をかけられ収穫された希少なハイブリッドコットン。その特徴を最大限に生かすため、通常のタオルに比べ、経糸本数(パイルになる糸)が多く、パイル長を長くとった、複雑な工程の織りを採用。染色には、綿糸の艶やかな光沢を表現でき、高級感があって飽きのこない上品な色調を選びました。また通常の倍以上の時間をかけて綿の不純物を取り除き、究極の柔らかさと吸水性を実現。こうして今治が本気を出して織りあげた「極上タオル」が誕生しました。